2011-12-22

温故知新を考えるきっかけは人それぞれにある



これはもうセットの域ですよね。

ステキ過ぎます。

外で洗濯(乾燥)、外で入浴。

路地文化ニッポン万歳!

みなさん、当たり前の風景が当たり前なのはもうそんなに長くありません。
でも、新しい当たり前が当たり前になるのが当たり前なんですけどね。


「日々是人生」

2011-12-19

自分的癒し風景存続の黄色信号



最近、こういう旧型の信号機がどんどん発光ダイオードの信号機に変わっていっていますね。

発光ダイオードの信号機は、消費電力がおさえられたり、夕日が当たっても
見やすくなったりといろいろ良いところがあるそうですが、個人的には
やっぱり旧型のこの「箱」な感じが好きです。

安全性や環境に配慮し、時代が移り変わっていく事はとてもステキな事ですが、
この手の風景はボクにとっては最高の癒しになるのでなるべく長く見ていられたらなって思ったり
するわけです。


わがままで自分勝手な趣味でスミマセン…


2011-12-12

石油化学時代に生きている事を改めて考えてみる



まだまだ街で普通に見かける事ができる旧タイプのガソリンスタンド。
「火気厳禁」的な看板とか、缶やタンクに記されている文字なんかが
とってもレトロでかわいくて大好きです。
(実際あまり利用はしませんが)

石油化学時代の象徴的な建造物(風景)のひとつである
ガソリンスタンド。

かなり危険な物質が生活の身近にあることにそんなに違和感を覚えない
のはもしかしたらまだ大きいくくりの一時代は全然終わってないのかな
と思ったりします。
情報技術革新の進展は恐ろしい物がありますが。

いずれにせよ「争い事」を誘発する原因になり得ているのは
間違いなさそうな気がします。


そして、代償という言葉も今後頭から離れる事はないでしょう。

2011-12-06

心の話です



都心ではよく見る光景です。
ボクも買って食べた事ありますが、おいしいくて安いしかなり良いです。

でも、なんか気持ち悪いんです。なんだろう?

こういうところで買ったお弁当を会社に戻って食べるのってなんだかよくわからないけど
何かに反してる気がするんです。外に出たなら外で食べよ、と。
大げさに言うと、利益至上主義のような。

抽象的ですみません。

家があって、道があって、公園があって、川があって、働くところがあって、
街になって、
家族がいて、一日があって、人生があって。


ひとつのまとまりのなかでもそれぞれが「らしさ」を失わなければ良いんでしょうけど。
なーんか、バランスが悪い気がするなぁ。

でも一歩引いて考えてみると、実は自分自身の事かもって思ったりします。


写真(=撮り手の心情)は嘘をつかない…







2011-12-03

自分基準遺産を訪ねてみる



ずっと気になっていたところにやっと行けました。
品川と田町の間にある天井の低いトンネル。厳密にはトンネルではないそうですが。

ここすごいですね。
ボクは高浜側から第一京浜の方に向けて歩きましたが、とにかく低い。
たぶん170㎝ぐらいの高さなんでしょうけど、もっと低く感じます。

どういう経緯でコレが造られたのかは良く知りませんが、まず「コレで良し」として“開放”された
その時代を本当に愛おしく思います。

良いわけないですよ、実際。
まぁ、もともとの目的を良く知らないのでなんとも言えませんが。

それにしても自分は昔の人の基準に近いんだなぁとつくづく感じてしまいます。
ここを頭を屈めずに通れたわけですから。

どうやらこの地域に新しくトンネル(地下道?)を造る計画が
あるそうで、ここもそう長くは残らないのかもしれません。


気になってる方早めに行った方が良さそうですよ。








2011-11-09

だからこそ見つけられる楽しさが街には溢れているのだが



よく通る道の好きな風景。
山手線からもよく見えるのでけっこう見覚えがあると思います。

ところで最近、自転車のマナー違反や改造車が取り上げられ、ついに自転車は歩道を走れなくなるのでは
というところまできているようです。
歩行者の言い分もよくわかります。
でも、いまの日本の街の構造で全部の自転車が車道を走ってみてください。笑っちゃいますよ、きっと。
中国か!みたいな。

よく考えた方が良いです。

まず、あいかわらず歩行者が弱者、車両が強者みたいな捉え方をしている日本人の性質を。
信号のない横断歩道で歩行者が渡ろうとしているところを見つけて止まってあげられる車の運転手って
どれくらいいます?
皆が安全に快適に移動できる環境を作るのは国の仕事ですよね。
道路交通社会の教育をするのも国自体の責任だと思います。
せっかく思いやりがあって譲り合う事ができる国民なんだから。

車だって事故を起こしたくて起こしている訳ではもちろんありません。
危険な状況が街のそこら中に溢れているのが原因なんです。だって、ミラーがないと左右の状況が確認でき
ないような狭小圧迫空間がいっぱいあるんですよ。
この写真の場所はまだいいですが。


時代に適した道路、街、車(移動の道具)、そこに生きる人間。
それらを別々に考えて解決できる問題ではないとボクは思うんですが。



2011-10-28

軸とバランスについて考えてみる



今回からちょっとマイナーチェンジ。

このタイプ、最近よく目にしますね。ボクの子供の頃はこんな風に出かけたことなかったと思います。
あったけど忘れちゃっただけなのかなぁ。

いつも楽しそうにここを通るんですが、見ているボクもうれしくなります。


ところで、こないだまたここで火のついたタバコを捨てた“紳士”を見かけました。
下には鴨が泳いでいるのに。
大いなる偏見をするとすれば、「年寄りはみな隠蔽体質だ!」もしくは「環境破壊者だ!」
などと思ってしまいます。
まったくそんな事はないんですが。

でも自分だって正義だけじゃないはずなんです。
悪魔のささやきは誰のもとにも平等にやってくるはずです。


軸とバランス、奥が深いなぁ。




2011-10-11

正の遺産の定義について考えてみる



スマホで得られる情報よりはるかに人間的で刺激的で優しい
「視界」というのがまちがいなく存在している、
そう思う今日この頃です。

「肉眼」の感覚に頼る、信じる、それこそが人間のような気が
しますが?

変化は普通の事です。
良い悪いの話をしているわけではありません。

自分の中の“stay foolish”の位置づけを確認しただけなんです。

2011-10-06

下校風景的



つぶれた空き缶、良いですね。

どうですか、これ。誰がやったか知りませんが、なかなか
話の分かる人です。(ゴミ投棄はダメな事ですが)
ボクの場合これがDr.Pepper だとちょっと違って見えて
しまいますが、それぞれのやり方で楽しめば良いと思います。

今度は割れた瓶とかプルトップとか王冠などに出会えたらいいな。

2011-09-23

だから男は信用できる、と思ってみたり



台風一過。
気持ちが良いので自転車通勤。

品川某所のまぁまぁ開かずの踏切。
なんとなく清楚な感じの日傘レディ。
なかなか開かずとわかるとぶっちぎって遮断機無視して横断。

急いでいるにしてもかなりリスキー。
これもその「強さ」なのか?

ハンドルに肘着きボーッと眺めるボクは一貫して守備体系。

それでも得られる幸せで十分なんです、ボクとしては。

2011-09-14

闇の猫が問いかけてきた



そういえば昔よく学校の帰り道とかに猫を拾って
きました。捨てられた(迷った?)猫をどうしても
放っておけなかったんですよね。
いつも家では大反対されてましたが。

最近はあんまり捨て猫や車にひかれた猫って見ないような
気がします。
(田舎に行くとそうでもないのかもしれませんが)

しかし昔って良い時代でもありひどい時代でも
あったんですね。

昔を生きた人ってこう言うこと多くないですか?
「昔は良かった」って。

いや、いつの時代も良い物、良い事とそうで
ないものは存在しているはずです。

都合良く悪い記憶が抹消されているのは素晴らしい
事なんでしょうが、
問題は世代はつながっているという事です。

誰も見てないと思って運河にゴミを捨てている紳士な
アナタ、中年世代にさしかかったばかり(すでに?)の
ボクが言うのもなんですが、
今の若い人、そんなことしませんよ。


2011-09-13

中年のぬるま湯



なにがどうというわけではありません。

でもこの写真をじっくりみていたら思いました。
よそ見の視点ってやぱり必要だなと。

ここでいう「よそ見」とは、目標物も視野にいれつつワイドに眺めながら対象物を
見つめる、ということではなくきっちり完全に「よそ見」をしてみるということです。

違うかもしれないけど(から)面白い。


こんなことあたりまえなのに、やっぱり守っていってしまうのかなぁ…

2011-09-12

いずれにせよ架け橋なのだ



そうかそうか、こういうこともあり得ますよね。しかし、想像は膨らみます。

なぜこうなったのか?
どっちが先にできていたのか?

しかもこの建物、水上なんです。
屋根の上にくつらしきものが置いてありましたが、もしかして緊急時は避難路に
なるのかな?

でも個人的にはけっこうワクワクする家だと思います。
例えるなら、小学校のときに窓際の席になって鉛筆に影が出来るのを楽しんでる感じ。


ちなみに、この建物の1Fは「ブリッジ」というお店のようです。
 

2011-09-10

「求める」とは



世の中の仕組みを深く考えると頭が痛くなるのでなるべく感覚的に生きようと
思ってますが、ときどきそういうことなのかなぁと思うことがあります。
それは、「ガレージセールを告知もせず部屋の中でやっていても
ひとつも売れる訳がない」ということ。
ぜんぜんわかりにくいと思いますが、要は、何事においても確かに需給のバランスが
あるということ。 

なるほど、そういえばよく麻雀で自分が早い順にイーシャンテンでこれはいける
と思った矢先にダマで他家に上がられたりリーチがかかったりするわけです。

やはり大切なのは助け合いと調和、それに信じる心。
そして「程よい主張」。
なのかな?

2011-09-09

コインロッカー



もう少し引いて町の様子を見るともっと驚くと思いますが
わかりやすく。

「WHY?」というしかないです。
ここに荷物を預けてどこへ何をしに行くというのでしょう?

これが良いのなら、駅の構内にカミソリの自販機があっても
許されるはずです。

でも、こうも思うのです。
自分が勝手に「あるべき姿」を決めつけてはいないかと。


2011-07-26

ロードスイーパー



このくるま、ロードスイーパーというらしいです。
カッコいい。
働くくるまの魅力は人知れず(場合によっては)誰かの
役に立っているということのような気がします。

危ない危ない、視野が狭くなってきている。
「姿勢を正す」気づきはあちこちにあるんだよって。


2011-07-07

次世代人のつもりで普通の景色に驚いたふりをしてみる



ならばこの色合いは現代人感覚の「愚想」なのかな?
まぁ、良しとしてください。

電線はいうまでもありません。

例えばこんなのはどうでしょう?
地形に起伏が有る場合、地形に合わせて道路や建物が
造られている街=古い街。

地球上はこんなに起伏に富んでいるのにね、それはおかしいか。
山があって川があって海があって、自然とともに人間は繁栄してきたんだし。

でも、エネルギー転換や自然災害と向き合っていく人間たちは
突拍子もないことを考えたりするかもしれません。
空中都市的な物とか。
なんかSFチックで発想が貧困ですね…

2011-07-05

吸うなら出るな出たなら吸うな



ここのところぜんぜん街歩きしてませんでした。
久々の良い出会い。
かわいい。

これもまた「旧き良き時代」の名残になると確信してます。
外でタバコ吸えたの?のような。

喫煙者の方ごめんなさい。
吸わない人はほんと、いろんなところで迷惑してます。


2011-06-20

過ぎたるは及ばざるが如し



近所で観察している鴨の親子。
子供たちの成長は思いの他早く、あっという間に「声変わり」もしてしまったようです。
優雅に泳ぐ姿がなんともかわいらしい。

背景には、事故によって遊歩道に乗り上げてしまったボートが…。
けが人もでたのだとか。

人間は陸の生き物なんですから。
過信には気をつけましょ。

2011-06-17

夕空はなんでも知っている



何がそれなのかはわかりませんが、「共通言語」が
あるのでしょう。

平日の夕方、大人の時間と子供の時間。
こんな写真を撮っている大人がいるのであれば、おそらく昔
ボクが駄菓子屋や公園で遊んでいたとき、傍らで
「共有」していた大人がいたのではなかろうか、
そう考えてしまいます。

決してわかり得ませんが。


2011-06-16

わかっちゃいるけどフフフッフーン



ここのところなんだか暗い写真が多い気もしますが、まぁ…


最近、例の通信障害を出したD社ビル。

ずいぶん多くの人が影響を受けたみたいですね。
幸いボクは他社を利用してますので全く関係なかったですが、
利用者はさぞかし不自由したことでしょう。

どうもコイツがほくそ笑んでるように見えてしまうんですが。

しかし、頼り過ぎじゃないですかね?
便利さと苛立(憤りもしくはストレスまたは勘違い)は表裏一体。

なんてね。




2011-06-13

現代人の「視力」について考えてみる



もう一度パソコンや携帯電話がなかった時代に戻ってみたい
思う事があります。

戻る必要のない過去と戻ってみたい過去が有ると思いますが、
ここのラインは結構太い感じがします。

ホントに何かを得ているのか?我々は。









2011-06-08

新天地



さて、新通勤徒歩コース港区某所に佇むアパートです。
ネタは他にも有りますが、まずはこいつから。

ボクには2階の物干竿受けがどうしても手に見えてしまいます。
こういう主張の仕方、手前のミラーと案内板も含め一角として
完成してるように思います。

なんか「ウゴウゴルーガ」的な。

2011-05-26

ようやく踏ん切りがつきました



なんだかもう、うれしくて涙が出てきそうです。
念願の下駄箱の鍵を手に入れました。

もうかなり取り壊しは進んでいました。
現場をちらっとのぞいたら、傘のロッカーが見えたのでもしやと思い
作業員の方に話しかけて聞いたところ、まだ下駄箱もあるとのこと。

大好きだった銭湯なので、可能なら思い出に木の鍵が欲しい言うと、
とても優しい作業員さん、『何番が良いですか?』と尋ねてくれ
ボクの愛用していた33番を伝えると取りに行ってくれたのですが、
33番だけ見当たらないと…。
「何番でも良いです」と言うと、近くの番号のをたくさん持って来て
くれました。


銭湯ってほんとに最高のコミュニティなんですよね。
常連同士の会話を聞いてるだけで心が和んだもんです。
男湯と女湯と一緒に行ったときなんかは、先にボクが出てくると
番台のおばあちゃんが、『まだだよ』とか『いま髪乾かしてるよ』
とか教えてくれたり。

思い出はたくさんありますが仕方ないですね。

快く応じてくださった作業員さん、本当にありがとうございました。

2011-05-18

名残間



まだありました、例の銭湯。見えるのは煙突だけですが。
実は怖くて表側には行ってません。

いいかげんそろそろ「恋愛対象」を変えなきゃです。
大井町から引越しちゃったことだし。

いまはなんだか宙ぶらりんな気分です。

2011-05-10

夢広場



車でここをよく通っていてずっと気になっていたところです。

こういうのが普通の地方都市にあってもあんまり面白くないんです。
さすがですね、東京は。
強さと優しさがあるように感じます。

参りました。


2011-05-06

受け入れてはいるのだが・・・



それにしても変化は止められないと感じてしまいます。

大好きだったけれども先日廃業してしまった銭湯が
ついに来週解体されてしまうそうです。
写真は全く関係ない町の一角ですが、いまの「オセンチ」な
ボクをとても癒してくれます。

解体の日、現場に行こうかどうかまだ迷っています。

2011-04-28

心の構造改革を見据えて



いうまでもない例の好きなヤツです。

メールや電子郵便が発達する昨今ですが、こういう「受け」
の形はぜひ残していきたいもんです。
しかし、先日の震災以来、あらゆる社会構造の変化が必要と
されていく予感がします。
紙の存在についても。

本当の意味で大きく変わっていくであろう今後の世界。
やはり「奇跡の島国・日本」の牽引力はこれからも
求められていくのでしょうね。

アナログなボクもきちんとした覚悟が必要な時が訪れそうです。