2011-11-09

だからこそ見つけられる楽しさが街には溢れているのだが



よく通る道の好きな風景。
山手線からもよく見えるのでけっこう見覚えがあると思います。

ところで最近、自転車のマナー違反や改造車が取り上げられ、ついに自転車は歩道を走れなくなるのでは
というところまできているようです。
歩行者の言い分もよくわかります。
でも、いまの日本の街の構造で全部の自転車が車道を走ってみてください。笑っちゃいますよ、きっと。
中国か!みたいな。

よく考えた方が良いです。

まず、あいかわらず歩行者が弱者、車両が強者みたいな捉え方をしている日本人の性質を。
信号のない横断歩道で歩行者が渡ろうとしているところを見つけて止まってあげられる車の運転手って
どれくらいいます?
皆が安全に快適に移動できる環境を作るのは国の仕事ですよね。
道路交通社会の教育をするのも国自体の責任だと思います。
せっかく思いやりがあって譲り合う事ができる国民なんだから。

車だって事故を起こしたくて起こしている訳ではもちろんありません。
危険な状況が街のそこら中に溢れているのが原因なんです。だって、ミラーがないと左右の状況が確認でき
ないような狭小圧迫空間がいっぱいあるんですよ。
この写真の場所はまだいいですが。


時代に適した道路、街、車(移動の道具)、そこに生きる人間。
それらを別々に考えて解決できる問題ではないとボクは思うんですが。